2021年3月3日に点灯したヒンデンブルグオーメンですが、その後の下落警戒期間中の3月24日に再度点灯したため、警戒期間が延長されてしまいました。
2018年のようにズルズルと下落警戒期間が続いてしまう可能性もあるため、いったん当初の一カ月間(4月2日まで)での結果を確認してみたいと思います。
※ヒンデンブルグオーメンは米国市場の株価下落のシグナルですが、米国市場の株価が下落すればVIX指数は上昇すると考え、本記事ではVIX指数の目線で確認を行います。
VIX指数の状況
対象期間のVIX指数のチャート
当初の下落警戒期間におけるVIX指数の変動は以下になります。
ヒンデンブルグオーメンが点灯した3月3日から4月2日までの具体的な価格は以下になります。
3月3日の始値:22.80
4月2日までの最高値:31.90(2021年3月4日)
2021年3月3日のヒンデンブルグオーメンは的中?
VIX指数が22.80から31.90まで上昇しているため、的中したと判断できるかと思います。
ただ、点灯後すぐに期間中の最高値を付けた後はすぐに下落を始め、3月12日の最高値(22.89)を最後に3月3日の始値(22.80)を超えることはありませんでした。
投資結果の評価
「
ヒンデンブルグオーメンが点灯したので米国VIベアを利確!
」の記事で記載した通り、ヒンデンブルグオーメンの点灯後は少しずつ米国VIベアの利確を進めていました。
理想的なパターンとしては、ある程度利確できた段階でVIX指数が上昇し、上昇したタイミングで再度ポジションを追加していく形でしたが、今回は期間中の最高値到達が早かったことと、その後は下落が続いて始値を下回ってしまったため、残念ながら私の結果としては失敗だったかと思います。
なお、ヒンデンブルグオーメン点灯時の記事は以下になります。
今後の予定
今回のヒンデンブルグオーメンの点灯をきっかけに決済タイミングに悩んでいた米国VIベアの利確が開始できたため、引き続き米国VIベアの決済は徐々に進めていきたいと思います。
また、3月24日にヒンデンブルグオーメンは再点灯しており、警戒期間は継続となっていますが、私の中では一旦は一区切りとしてVIX指数への投資ペースは戻していこうと思います。
そのため、この一カ月間は米国VIブルへの投資ペースは大きく変えていなかったのですが、今後は米国VIベアの利確によって生まれた取引余力を使用して米国VIブルのポジション追加を加速させていきたいと思います。